元 内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター サイバーセキュリティ監査官 徳地隆弘氏、Controudit AI 技術顧問に就任

株式会社Controudit AI(代表取締役:藤井涼)は、AIガバナンス分野における専門性をさらに強化するため、株式会社野村総合研究所(NRI)に約35年間勤務の後、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンターにてサイバーセキュリティ監査官を務めた徳地隆弘氏を技術顧問として迎え入れることとなりました。

顧問就任の背景と目的

徳地隆弘氏は、IT統制やデータガバナンスの分野において豊富な経験を有し、特にNRIではシステム構築、クラウドセキュリティ監査、US-SOX対応、SOC2報告書作成など、国内外の多くのプロジェクトをリードしてきました。また、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンターにてサイバーセキュリティ監査官として、国家レベルでのサイバーセキュリティ管理に貢献し、公共セクターにおけるデータ信頼性の向上に取り組んできました。

さらに、徳地氏はITガバナンス分野での経験に基づいた論文や特許も手がけています。これには、ITプロセスの実装やクラウドサービス内の統制手法に関する研究が含まれており、これらの成果は現在のAIガバナンスにも応用できる貴重な知見を提供します。

IT統制が社会実装される過程で得た彼の知識を活かし、Controudit AIは国内外の企業に対するAIガバナンスソリューションの提供をさらに強化し、AI技術の安全な活用を推進します。

徳地隆弘氏の経歴

学歴:京都大学機械工学部卒業

職歴:株式会社野村総合研究所(NRI)にてシステム構築、クラウドセキュリティ監査、US-SOX対応、SOC2報告書作成をリード。内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター サイバーセキュリティ監査官として、国家のサイバーリスク管理とデータセキュリティの向上に貢献。

論文:「ITプロセスの実装段階における統制手法」(NRI ITフロンティア掲載)「クラウド内での内部分統制とその有効性」(日経コンピュータ掲載)

資格:CISA(公認情報システム監査人)、CISM(公認情報セキュリティマネージャー)、CRISC(認定リスクと情報システムコントロール)、CISSP(Certified Information Systems Security Professional)など、多数の国際資格を取得。

徳地隆弘氏のコメント

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「この度、株式会社Controudit AIの技術顧問に就任いたしました。IT統制の黎明期に経験したITガバナンスの発展は、現代のAIガバナンスにも同様の展開が予想されます。私は、ITの初期にその統制を社会に実装した経験をAIの分野でも還元し、企業がAIを安全かつ効果的に活用できるよう支援してまいります。Controudit AIは、その取り組みを通じて、企業が直面するAIリスクを管理し、持続可能な成長を支える技術を提供しています。この挑戦に参加できることを大変嬉しく思っています。」

Controudit AI代表 藤井のコメント

徳地氏は、IT技術の発展初期からガバナンス分野において活躍され、長年にわたり企業のガバナンス構築を支援してこられました。この豊富な経験は、急速に進化するAI技術に対しても大いに応用が期待されます。私たちは、技術革新と統制のバランスを考慮しながら、企業が安心してAIを活用できる社会の実現に向けて、徳地氏が非常に心強いパートナーであることを確信しております。徳地氏の指導のもと、Controudit AIは引き続き高い水準のAIガバナンスを提供してまいります。

今後の展望

Controudit AIは、今回の徳地氏の技術顧問就任を機に、AIガバナンス分野での技術力と信頼性をさらに高め、国内外の企業に対するソリューション提供を加速させます。NRIおよび内閣官房内閣サイバーセキュリティセンターでの豊富な経験を活かし、AI技術のリスク管理や透明性確保に貢献し、企業のAI活用の未来を切り開いてまいります。